周伯陽
BB 文學-龍瑛宗/周伯陽先生
紙質
長:35.9 x 寬:25.8 x 高:0.02 (cm)
6g
登錄號:2008.016.0013.09
此藏品為《櫻花詩選》手稿本─〈蘇生した蝴蝶〉(復活的蝴蝶),作者周伯陽用日文書寫,此為藍線20×24格的單面稿紙,共兩頁,於上方分別有寫「No.1」、「No.2」、「No.3」、「No.4」。稿紙為橫式矩形,從右至左直式書寫,亦為《櫻花詩集》蝴蝶詩篇的其中一篇,內容有修改過的痕跡。日文內容寫有:「蘇生した蝴蝶 近代的な驛の 明るい光線に光る待合室の中 黃色い蝴蝶が一羽 窓の透明な玻璃を 自由自在に歩きながら 地球の引力を否定しようと試みていた 室一ばいに充滿した旅客は この動的な存在には初めから無関心の様だ 充滿した旅客に混って 武裝した一群の兵隊が長椅子に腰かけ 逞しく黑光りする顔で 待合室の明るい雰圍氣を重く壓していた この騒々しい室の中で 黃色い蝴蝶は 重量あるこの集團をいたわるかの様に 軍帽の廂や 銃身の周りを往ったり來たり 樂しそう絢爛たる蝴蝶の舞を見せていた やがて兵隊はぞろぞろと待合室を出て行った 蝴蝶は長椅子を右往左往して 兵隊が殘してくれた溫みを懷しんでいた その長椅子には工員が一人坐っていなから 蝴蝶は工員の周りを廻って膝の上に止った すると工員はうるさそうに 右手の指で力まかせにはじいた あっと思う間に 蝴蝶は空間でもんどり打って 二つの羽を合せたままじっと動かない あゝ惨酷な事をしたなと私はその死を憐んだ 旅客は蝴蝶の傍を往ったり來たり ほんの少しで黃色い屍体を踏み碎く その度に私はほっとした だがどうせ 屍体は後で駅夫に掃き捨てられるだろう 何分か後蝴蝶は六本の足を痙攣し出した 粉碎を免かれた蝴蝶は 不思議にも息を吹いて蘇っにのだ 併し暫らくして蝴蝶は突然飛び上った もう旅客には眼もくれず この呪わしい待合室を飛び出したのだ 間もなく汽車がはいってくる雜踏をよそに 自分の美しい世界を求めてーーー 一九五〇年四月 新竹駅」。此篇內容描述新竹火車站的候車處,有隻黃色蝴蝶在飛舞,飛舞過士兵們的軍帽、槍身,最後停在工人腿上,而被捏死。就在作者嘆息時,蝴蝶似乎又復活了,飛起來去尋找自己美麗的世界。周伯陽(1917-1984),台灣新竹市人,曾任教員,校長,亦為台灣詩人,兒童文學家及歌謠創作人,代表作有《花園裏的洋娃娃(妹妹揹著洋娃娃)》、《娃娃國》、《木瓜》等童謠。