周伯陽
BB 文學-龍瑛宗/周伯陽先生
紙質
長:35.9 x 寬:25.8 x 高:0.02 (cm)
6g
登錄號:2008.016.0013.07
此藏品為《櫻花詩選》手稿本─〈熱帶の港〉(熱帶港口),作者周伯陽用日文書寫,此為藍線20×24格的單面稿紙,共兩頁,於上方分別有寫「No.1」、「No.2」、「No.3」、「No.4」。稿紙為橫式矩形,從右至左直式書寫,亦為《櫻花詩集》蝴蝶詩篇的其中一篇,內容有修改過。日文內容寫有:「熱帶の港 かうリと晴れた秋空を 湾內に倒映した影の上で コバルト色の波止場は 立並ぶ巨きな商船の群を 無造作に浮べて 搖籃の懷しいリズムで小波を靜かにうねらす 木瓜が鈴なりに實るこの港は 熱帶地を豊かに現して 十月だというのに やはり殘暑の氣溫を維持したまま── 岸壁に立てば熱い太陽に照されて もうこんなに汗だくだくだ 深く抱き込んだ高雄灣は散文詩の香いがする 散在する赤い戎克船の群が 大きな白帆に風を一ぱい孕ませて 對岸の香港から 渡って來るかと思うと 濃厚な朱塗りの小蒸氣船の群が 湾內一面に曝音をこだまさせて 無遠慮に湾內を横切って行くのが印象的だ 向うの片隅で 引っきりなしに作業する起重机は 強い意氣込みで躍進する母胎である 冬のない高雄港は全く異國情緒だ マドロス達のオアシスだ 上陸したマドロス達の嬉しさを見よ どんなに求めていたであろうか それでここには南方の潮風の幸さがある 光の明るいこの港はマドロスの燈台だ 暗いやみ夜に 幾晩探し求めた暗い心を照らすかの様に ここは南方の門戸だ 南方發展の生命線だ 南方の寶庫を開けるかぎだ ああ自然の良港 熱と光の港 高雄は 私の旅の幻影の中に久遠に生きている 一九五〇年十月 高雄市」。此篇內容描述作者去到高雄港的所見所聞,10月卻如夏天的氣溫,紅色帆船群、蒸汽船群等等,最後讚嘆高雄港。周伯陽(1917-1984),台灣新竹市人,曾任教員,校長,亦為台灣詩人,兒童文學家及歌謠創作人,代表作有《花園裏的洋娃娃(妹妹揹著洋娃娃)》、《娃娃國》、《木瓜》等童謠。